作業に関する注意事項
- レーザーラインの中央に印を付けてください。レーザーラインの幅は距離に応じて変化します。
ターゲットパネルを使用して作業する場合
条件があまり良好でない場合や距離が離れている場合には、ターゲットパネル(24)を使用すると、レーザーラインの視認性が向上します。
ターゲットパネル(24)の反射面により、レーザーラインの視認性が向上します。面がクリアタイプのため、ターゲットパネルの背面からもレーザーラインを確認することができます。
三脚(付属品)を使用して作業する場合
三脚は、安定感のある、高さ調整可能な測定用ツールです。本機の三脚取付部(16)(1/4インチ)を三脚(28) または市販の撮影用三脚のネジ部に合わせます。市販の三脚に固定する場合には、5/8インチの三脚取付部(17)を使用してください。三脚の固定用ネジを締め付けて本機を固定します。
本機をオンにする前に、三脚の位置をある程度調整してください。
マルチマウントクリップ(付属品)を使用した固定(図Bを参照)
マルチマウントクリップ(21)を使用して、本機を垂直の面や磁性材料などに固定することができます。マルチマウントクリップは床用三脚にも適しており、本機の高さを容易に調整できるようになります。
- 付属品を表面に固定する際、 磁力のある付属品の裏側に指を近づけないようにしてください。マグネットの引力が強いため、指が挟まれる可能性があります。
本機をオンにする前に、マルチマウントクリップ(21)の位置をある程度調整してください。
レーザー受光器(付属品)を使用して作業する場合(図Bを参照)
光の状態があまり良くない場合(周囲が明るかったり、直射日光が当たる場合など)や距離が離れている場合には、レーザーラインが探知しやすくなるよう、レーザー受光器(25) を使用してください。レーザー受光器を使用して作業するときは、 参照 パルスモードにしてください。
レーザー用保護メガネ(付属品)
レーザー用保護メガネは周囲の光を透過するため、目にはレーザーの光がより明るく感じられます。
- 安全メガネとしてレーザー用保護メガネ(アクセサリー)を使用しないでください。レーザー用保護メガネはあくまでもレーザービームを見やすくするためのもので、レーザー光から保護するものではありません。
- レーザー用保護メガネ(アクセサリー)をサングラスとして使用したり、道路交通上で着用したりしないでください。レーザー用保護メガネは紫外線から目を完全に守ることはできず、また着用したままだと色の認識力を低下させます。
作業事例(図A–Fを参照)
本機の用途事例は構成図に記載されています。