始動
- 本機を濡らしたり、直射日光に当てないようにしてください。
- 本機を極端な温度や温度変化にさらさないでください。本機を長時間、車内に置いたままにしないでください。温度変化が大きい場合には、本機を周囲の温度に慣れさせてからスイッチを入れ、本機を使用する前に 参照 精度の確認で必ず精度を確認してください。
温度が極端な場合や気温変化が大きい場合には、本機の精度が低下する可能性があります。
- 本機に強度な衝撃を与えたり、落とさないでください。本機が外部から強い影響を受けた場合には、本機を使用する前に必ず 参照 精度の確認を行ってください。
- 運搬する際には本機をオフにしてください。オフにすると、揺動機構はロックされます。そうしないと、強い振動があった場合に損傷するおそれがあります。
スイッチのオン/オフ
本機をオンにするには、オン/オフスイッチ(15)を「 On」位置(ペンデュラムロックモードモードの場合)または「
On」位置(オートレベリングモードの場合)にスライドします。オンにすると、レーザー光照射口(1)から直ちにレーザー光が照射されます。
- レーザー光を人や動物に向けないでください。距離が離れている場合でもレーザー光を覗きこまないでください。
本機をオフにするには、オン/オフスイッチ(15)を「Off」位置にスライドします。オフにすると、揺動機構はロックされます。
- 本機をオンにしたまま放置しないでください。使用後は本機の電源を切ってください。レーザー光が他の人の目に入ると視力に影響を及ぼす場合があります。
許容作動温度である40 °Cを超えると、レーザーダイオードを保護するために本機はオフになります。温度が低下した後、本機は再度使用可能状態になり、電源を再度入れることができます。
本機の温度が許容作動温度に近付くと、レーザーラインの明るさが徐々に低下します。
メジャーリングツールには、静電気放電(ESD)対策が施されています。(湿度が低い環境で触れるなどして)メジャーリングツールが静電気を帯びると、自動的にオフになります。こうした場合にはオン/オフスイッチ(15)を切り、もう一度オンにしてください。
自動電源オフ機能の解除
本機のスイッチを約120分間操作しないと、電池/バッテリーの消耗を防ぐために、本機は自動的にオフになります。
本機が自動的にオフになった後に再度オンにする場合は、オン/オフスイッチ (15)を「Off」位置にスライドしてオンにし直すか、またはレーザーモードボタン(6)かパルスモードボタン(4)を押してください。
自動電源オフ機能を解除するには、(本機がオンになっている時に)レーザーモードボタン(6)を3秒以上押し続けます。自動電源オフ機能を解除すると、確認のためにレーザー光が短く点滅します。
自動電源オフ機能をオンにするには、本機の電源をいったんオフにして再度電源を入れ直します。
シグナル音の入/切
本機の電源を入れた後は、必ずシグナル音が鳴ります。
シグナル音を作動/作動解除する場合は、レーザーモードボタン(6)とパルスモードボタン(4)を同時に3秒以上押し続けます。
シグナル音の「入/切」が行われたときは、確認のためにシグナル音が短く3回鳴ります。